2022年上半期のメキシコ貿易、大幅な輸入増で貿易赤字拡大
製造業の回復で中間財や資本財の輸入増加

2022年11月15日

メキシコの2022年上半期の輸出は前年同期比18.2%増と堅調に推移したが、輸入の大幅な増加が輸出増を上回り、同14.5倍の貿易赤字となった。主要貿易相手国・地域別でみると、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を形成している北米地域との貿易に加え、中国や韓国などアジア地域との貿易も好調だった。最大の貿易相手国である米国との貿易は、メキシコ製造業の回復に伴って工業品の輸出が増加した。

原油・工業製品輸出が堅調な一方、輸入は資本財、中間財、消費財いずれも増加

メキシコ中央銀行と国立統計地理情報院(INEGI)の貿易統計によると、2022年上半期の輸出総額は2,836億5,500万ドルで、前年同期比18.2%増加、輸入総額は3,024億5,400万ドルで、同25.3%増加した(表1参照)。往復貿易額は5,861億900万ドルだった。貿易収支は187億9,900万ドルの赤字を記録し、前年同期比14.5倍となった。メキシコは国内製造業で用いる中間財や資本財を輸入に依存している。また、自国の原油を輸出して、石油精製品を輸入する構造が存在するため、貿易収支は今までも赤字基調だった。INEGIによると、メキシコの2022年上半期の製造業の実質GDP成長率は前年同期比4.9%増を記録し、製造業が回復していることが分かる。新型コロナウイルス禍を経て製造業の生産回復が進み、中間財や資本財の輸入が伸び、さらに、原油価格の高騰で原油輸出額が伸びる一方で、石油精製品の輸入額も大幅に伸びたことで、全体として貿易赤字が前年比で大幅に拡大した。

輸出を品目別にみると、主要品目では、鉱産物を除けば、どの品目も前年同期比プラスを記録した。石油部門は209億4,000万ドルで59.3%増と大幅に増加した。2022年上半期のWTI原油価格は一時、1バレル124.760ドルを記録するなど、世界的に原油価格が高騰しており、原油の輸出額は172億1,600万ドルと、前年同期比53.5%の増加を記録し、石油部門全体の輸出額増加に大きく寄与した。非石油部門は2,627億1,500万ドルで15.8%増加した。

工業品の輸出は2,476億2,000万ドルで、16.5%増を記録している。これは、前年上半期は2月に米国南部で発生した大寒波に伴う天然ガス不足や、世界的な半導体不足などの影響で、製造業は不調だったが、2022年上半期は製造業の生産が回復して、工業品の輸出増加につながったためと考えられる。

農牧産品の輸出は前年同期比8.5%増、鉱産物は同3.1%減少した。

輸入を品目別にみると、原油価格高騰などの要因から、石油部門は377億4,500万で前年比49.6%増となった。非石油部門は2,647億900万ドルで22.5%増だった。非石油部門の内訳は、消費財が38.5%増、中間財23.9%増、資本財19.2%増と、どれも前年同期比で大幅に増加している。中間財と資本財の増加は前述のとおり、製造業の生産回復に伴うもので、消費財の伸びは国内景気回復に伴う内需拡大によるものと考えられる。

表1:メキシコの主要品目別輸出入(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
項目 2021年上半期 2022年上半期 前年同期比
輸出総額(FOB) 240,056 283,655 18.2
階層レベル2の項目石油 13,147 20,940 59.3
階層レベル3の項目原油 11,214 17,216 53.5
階層レベル3の項目その他 1,933 3,723 92.7
階層レベル2の項目非石油 226,909 262,715 15.8
階層レベル3の項目農牧産品 9,679 10,498 8.5
階層レベル3の項目鉱産物 4,745 4,597 △ 3.1
階層レベル3の項目工業品 212,485 247,620 16.5
階層レベル4の項目自動車 70,719 77,674 9.8
階層レベル4の項目その他 141,766 169,946 19.9
輸入総額(FOB) 241,354 302,454 25.3
階層レベル2の項目石油 25,236 37,745 49.6
階層レベル2の項目非石油 216,118 264,709 22.5
階層レベル3の項目消費財 29,439 40,771 38.5
階層レベル3の項目中間財 192,234 238,219 23.9
階層レベル3の項目資本財 19,681 23,464 19.2
貿易収支 △ 1,298 △ 18,799 1348.3

注:四捨五入の関係から内訳と合計が一致しない場合がある。
出所:メキシコ中央銀行

最大の貿易相手の北米地域に加え、アジアとの貿易も好調

輸出を主要国・地域別にみると、輸出額全体の81.5%を占める米国向けは前年同期比21.0%増の2,287億200万ドルと好調だった(表2参照)。

国別では、米国に次いで輸出額が多いカナダは21.2%増の79億400万ドルと、米国とともに増加している。この北米2カ国に続いて輸出額が多いのは中国で13.8%増、次いで韓国向けが14.3%増加した。日本への輸出は23.5%増だった。

地域別にみると、アジア(構成比5.8%)は北米(84.3%)に次いで輸出額が多く、前年同期比で15.6%増加した。

表2:メキシコの主要国・地域別輸出(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
国・地域名 輸出
2021年上半期 2022年上半期 伸び率 構成比
米州地域 207,211 249,832 20.6 89.0
北米 195,478 236,605 21.0 84.3
階層レベル3の項目米国 188,958 228,702 21.0 81.5
階層レベル3の項目カナダ 6,520 7,904 21.2 2.8
中米 4,088 4,702 15.0 1.7
階層レベル3の項目グアテマラ 1,149 1,518 32.2 0.5
階層レベル3の項目エルサルバドル 661 698 5.5 0.2
階層レベル3の項目パナマ 786 686 △ 12.7 0.2
階層レベル3の項目コスタリカ 450 554 23.2 0.2
南米 6,283 7,250 15.4 2.6
階層レベル3の項目ブラジル 1,807 2,049 13.4 0.7
階層レベル3の項目コロンビア 1,575 1,853 17.6 0.7
階層レベル3の項目ペルー 790 966 22.2 0.3
階層レベル3の項目チリ 962 921 △ 4.2 0.3
階層レベル3の項目アルゼンチン 457 624 36.4 0.2
階層レベル3の項目エクアドル 290 309 6.7 0.1
階層レベル3の項目ベネズエラ 122 175 43.3 0.1
カリブ 1,361 1,274 △ 6.4 0.5
欧州 14,012 13,364 △ 4.6 4.8
階層レベル3の項目英国 1,579 1,485 △5.9 0.5
階層レベル2の項目EU 11,032 10,844 △ 1.7 3.9
階層レベル3の項目ドイツ 4,218 3,718 △ 11.9 1.3
階層レベル3の項目スペイン 2,220 2,548 14.8 0.9
階層レベル3の項目オランダ 1,158 1,120 △ 3.2 0.4
階層レベル3の項目ベルギー 684 965 41.1 0.3
階層レベル3の項目フランス 749 696 △ 7.1 0.2
階層レベル3の項目イタリア 548 455 △ 16.9 0.2
アジア 13,982 16,161 15.6 5.8
階層レベル3の項目中国 4,570 5,201 13.8 1.9
階層レベル3の項目韓国 3,284 3,755 14.3 1.3
階層レベル3の項目日本 2,071 2,557 23.5 0.9
階層レベル3の項目インド 1,693 1,606 △ 5.1 0.6
階層レベル3の項目シンガポール 437 911 108.6 0.3
階層レベル3の項目香港 405 417 3.0 0.1
階層レベル3の項目台湾 324 255 △ 21.2 0.1
階層レベル3の項目タイ 159 161 1.0 0.1
階層レベル3の項目マレーシア 130 130 △ 0.3 0.0
階層レベル3の項目イスラエル 124 125 0.8 0.0
階層レベル3の項目フィリピン 93 106 14.1 0.0
アフリカ 451 581 28.8 0.2
オセアニア 631 671 6.4 0.2
階層レベル3の項目オーストラリア 559 597 6.9 0.2
合計 236,369 280,771 18.8 100.0

出所:メキシコ中央銀行(Banco de Mexico)からジェトロ作成

輸入を主要国・地域別でみると、全ての主要国・地域からの輸入が前年同期比で増加している。加えて、米国からが輸入額全体の44.2%を占めており、輸出ほどではないが、他国と比較してもその割合が高いことも分かる(表3参照)。米国からの輸入額は1,296億8,500万ドルで、前年同期比22.9%増と好調だった。米国に次いで輸入額が多いのは中国で、輸入額に占める割合は19.6%、輸入額は574万9,100ドルで前年同期比30.6%伸び、米国に並んで大幅に増加している。次いで韓国、日本と並ぶが、それぞれ前年同期比30.9%増、8.9%増だった。

地域別では、北米からの輸入が全体の46.3%を占めているが、カナダからは全体の2.2%と多くはなく、そのほとんどが米国からの輸入であることが分かる。北米に次いで多いのがアジアで、輸入額全体の37.6%を占めており、前年同期比28.4%の増加を記録した。メキシコはアジアから主に中間財を輸入しており、特に自動車部品の輸入相手国としてアジアのプレゼンスが高い(2022年月4日25日付地域・分析レポート参照)。

表3:メキシコの主要国・地域別輸入 (単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
国・地域名 輸入
2021年上半期 2022年上半期 伸び率 構成比
米州地域 119,509 148,480 24.2 50.6
北米 110,977 136,107 22.6 46.3
階層レベル2の項目米国 105,489 129,685 22.9 44.2
階層レベル2の項目カナダ 5,488 6,422 17.0 2.2
中米 1,681 2,099 24.9 0.7
階層レベル2の項目コスタリカ 507 631 24.5 0.2
階層レベル2の項目ニカラグア 400 491 22.8 0.2
南米 6,330 9,433 49.0 3.2
階層レベル2の項目ブラジル 3,842 5,774 50.3 2.0
階層レベル2の項目チリ 1,004 1,094 9.0 0.4
階層レベル2の項目コロンビア 567 1,003 77.0 0.3
階層レベル2の項目アルゼンチン 325 589 81.3 0.2
階層レベル2の項目ペルー 293 557 90.0 0.2
カリブ 521 841 61.5 0.3
欧州 28,314 32,989 16.5 11.2
階層レベル2の項目ロシア 988 1,194 20.9 0.4
階層レベル2の項目英国 970 1,108 14.3 0.4
EU 24,658 28,332 14.9 9.6
階層レベル2の項目ドイツ 8,557 8,935 4.4 3.0
階層レベル2の項目イタリア 2,983 3,655 22.5 1.2
階層レベル2の項目スペイン 2,218 2,720 22.6 0.9
階層レベル2の項目フランス 1,997 2,140 7.2 0.7
階層レベル2の項目オランダ 1,293 1,985 53.5 0.7
階層レベル2の項目ポーランド 1,096 1,363 24.3 0.5
階層レベル2の項目アイルランド 914 1,046 14.5 0.4
アジア 86,061 110,533 28.4 37.6
階層レベル2の項目中国 44,021 57,491 30.6 19.6
階層レベル2の項目韓国 8,621 11,283 30.9 3.8
階層レベル2の項目日本 8,298 9,036 8.9 3.1
階層レベル2の項目台湾 5,430 7,158 31.8 2.4
階層レベル2の項目マレーシア 5,493 6,802 23.8 2.3
階層レベル2の項目タイ 2,994 3,543 18.3 1.2
階層レベル2の項目インド 2,583 3,506 35.7 1.2
アフリカ 771 1,163 50.8 0.4
オセアニア 335 537 60.3 0.2
階層レベル2の項目オーストラリア 178 318 79.0 0.1
合計 234,999 293,715 25.0 100.0

出所:メキシコ中央銀行からジェトロ作成

対米貿易工業品輸出が堅調、対日貿易は鋼板輸入が好調

メキシコの貿易相手国として最もプレゼンスの高い米国向け主要輸出品目(HSコード4桁ベース、上位15品目)を見てみると、全体的に工業品が多く、特に自動車と同部品などを合わせた自動車関連製品が多い(表4参照)。貨物自動車以外は全ての品目が前年同期比で増加している。品目別で最も輸出額が多かったのは、パソコンやハードディスクなどの自動データ処理機械で前年同期比28.8%増の181億5,200万ドルだった。次いで、自動車部分品および付属品が150億4,100万ドルで16.7%増、乗用自動車が112億6,600万ドルで27.2%増、電気絶縁をした線、ケーブルが15.2%増だった。メキシコは米国向けの供給先として多くの自動車関連企業が進出しているため、「自動車部分品および付属品」について詳細を確認するべく、HSコード6桁ベースで分析すると、主要部品の中では、ギアボックスおよび付属品が19億8000万ドルと最も多く17.0%増加、次いでブレーキおよびサーボブレーキが17億8,800万ドルで17.5%増、ハンドルとステアリングコラムが12億700万ドルで12.9%増加している。

対米国の主要輸入品目(HSコード4桁ベース、上位15品目)は、原油価格の高騰を受け、石油が前年同期比2.5倍の99億8,200万ドル、ディーゼルエンジンは2.2倍の18億6,300万ドルと、ともに前年比2倍以上の伸びを記録した。石油ガスは6.1%増で77億9,400万ドル、自動車部品および付属品は11.2%増で76億2,800万ドルだった。2022年上半期の自動車(大型バス・トラックを除く)の生産台数は前年同期比3.9%増加しており、自動車の生産台数の伸びによる自動車部品の需要増が同品目の対米輸入額を押し上げたと考えられる。

表4:メキシコの対米輸出入品目(上位15品目)

輸出(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2021年上半期
金額
2022年上半期
金額 伸び率 構成比
自動データ処理機械 14,088 18,152 28.8 10.3
自動車部分品および付属品 12,892 15,041 16.7 8.5
乗用自動車 8,856 11,266 27.2 6.4
電気絶縁をした線、ケーブル 6,087 7,010 15.2 4.0
貨物自動車 5,788 5,704 △1.4 3.2
電話機、携帯電話、無線電話 4,095 4,610 12.6 2.6
医療用・獣医用の機器 3,905 4,440 13.7 2.5
テレビジョン受像機器、ビデオモニター、ビデオプロジェクター 5,087 4,303 △ 15.4 23.7
電気制御用または配電用の盤、パネル、コンソール、机、キャビネットその他の物品 2,338 2,796 19.6 1.6
エアコンディショナー 2,237 2,723 21.7 1.5
石油 866 2,619 202.3 1.5
ビール 2,241 2,579 15.1 1.5
エンジンの主要部分品 1,846 2,129 15.3 1.2
ナツメヤシの実、イチジク、パイナップル、アボカドー、グアバ、マンゴーおよびマンゴスチン 1,412 1,902 34.7 1.1
トランスフォーマー、スタティックコンバーター、インダクター 1,467 1,893 29.0 1.1
その他 28,607 86,975 204.0 49.4
合計 101,812 176,210 73.1 100.0

注:HSコード4桁ベース。
出所:グローバル・トレード・アトラスからジェトロ作成

輸入(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2021年上半期
金額
2022年上半期
金額 伸び率 構成比
石油 4,003 9,982 149.3 9.4
石油ガス 7,346 7,794 6.1 7.3
自動車部分品および付属品 6,862 7,628 11.2 7.2
ディーゼルエンジン 860 1,863 116.6 1.8
電気絶縁をした線、ケーブル 1,449 1,823 25.8 1.7
エチレンの重合体 1,222 1,566 28.2 1.5
電気回路の開閉用、保護用または接続用の機器 1,318 1,443 9.5 1.4
その他のプラスチック製品 1,249 1,401 12.2 1.3
プラスチック製の運搬用・包装用製品およびプラスチック製の栓 1,099 1,247 13.4 1.2
電気回路開閉用機器の部品 1,090 1,244 14.1 1.2
医療用・獣医用の機器 1,170 1,229 5.1 1.2
乗用自動車 1,017 1,193 17.2 1.1
大豆 1,309 1,182 △ 9.7 1.1
その他の鉄鋼製品 960 1,113 16.0 1.0
往復動機関およびロータリーエンジン 728 1,071 47.1 1.0
その他 56,311 64,652 14.8 60.7
合計 87,995 106,429 20.9 100.0

注:HSコード4桁ベース。
出所:グローバル・トレード・アトラスからジェトロ作成

メキシコの対日貿易を主要輸出品目別に分析すると、全体的に農水産品や中間財の輸出が多い(表5参照)。輸出額全体の26.3%を占める豚肉輸出額は3億1,400万ドルで前年同期比9.7%増加した。輸出額が多い品目で前年同期比の増加が目立ったのは、集積回路が2.6倍、銅鉱が43.9%増、自動車部分品および付属品が32.4%増、乗用自動車が2.9倍だった。ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は2021年上半期に急騰し、5月には過去最高値を更新した。その後、銅価格が高止まりした影響で銅鉱の輸出額が増加したとみられる。

対日輸入を見ると、中間財の輸入が多いことが分かる。特に、構成比が比較的高いその他合金鋼板と鉄または非合金のフラットロール製品輸入額はそれぞれ前年同期比62.4%増、70.0%増と、大幅に増加している。両製品の輸入額増加は原料価格の高騰に伴うメーカーの値上げにより、主要鋼材の価格が上昇した影響によるものだ。輸入額全体の11.9%を占めている自動車部品および付属品については、8億5,400万ドルで前年同期比1.9%増と大きな変化は見られなかった。

表5:メキシコの対日輸出入品目(上位15品目) 

輸出(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2021年上半期
金額
2022年上半期
金額 伸び率 構成比
豚肉 286 314 9.7 26.3
自動データ処理機械 106 112 5.7 9.3
集積回路 42 107 155.6 9.0
銅鉱 61 88 43.9 7.3
自動車部分品および付属品 56 75 32.4 6.3
乗用自動車 24 69 192.4 5.8
ラジオ放送用受信機 56 62 10.9 5.2
ナツメヤシの実、イチジク、パイナップル、アボカドー、グアバ、マンゴーおよびマンゴスチン 74 57 △ 23.8 4.7
電話機、携帯電話、無線電話 77 40 △ 47.7 3.4
牛肉 31 29 △ 6.3 2.4
銅のくず 16 28 76.5 2.3
バナナ 19 19 △ 0.1 1.6
牛肉(冷凍) 9 18 94.7 1.5
アスパラガス、ナス、キノコなどの野菜 5 16 215.9 1.3
エチルアルコール、蒸留酒、リキュール 4 16 255.5 1.3
その他 163 145 △ 11.4 12.1
合計 1,030 1,194 15.9 100.0

注:HSコード4桁ベース。
出所:グローバル・トレード・アトラスからジェトロ作成

輸入(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2021年上半期
金額
2022年上半期
金額 伸び率 構成比
自動車部分品および付属品 838 854 1.9 11.9
その他の合金鋼板 232 377 62.4 5.2
固定式、可変式または半固定式のコンデンサー 277 290 5.0 4.0
鉄または非合金鋼のフラットロール製品 160 272 70.0 3.8
集積回路 232 252 8.6 3.5
電気回路の開閉用、保護用または接続用の機器 253 251 △ 0.8 3.5
石油 7 192 2639.6 2.7
機械類 182 178 △ 1.9 2.5
ダイオード、トランジスター、半導体デバイス、光電性半導体デバイス、発光ダイオード、圧電結晶素子 186 163 △ 12.3 2.3
トランスフォーマー、スタティックコンバーター、インダクター 111 130 17.1 1.8
点火用磁石発電機 89 125 40.0 1.7
乗用自動車 286 124 △ 56.7 1.7
熱延鋼板 190 122 △ 35.7 1.7
電気回路開閉用機器の部品 135 120 △ 11.0 1.7
ギヤボックスその他の変速機 122 113 △ 7.9 1.6
その他 3,300 3,563 0.1 0.5
合計 7,008 7,204 2.8 100

注:HSコード4桁ベース。
出所:グローバル・トレード・アトラスからジェトロ作成

執筆者紹介
ジェトロ海外調査部米州課中南米班
小西 健友(こにし けんゆう)
2022年、ジェトロ入構。2022年4月から現職。