乗用車生産が再び上昇傾向へ(チェコ)
新車登録総数は減少も、電動車は大幅増

2023年8月28日

チェコの2022年の乗用車新車登録台数は前年比7.1%減少した。一方で、バッテリー式電気自動車(BEV)の登録台数は47.1%増と大幅に増加、ハイブリッド車部門〔ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)〕も22.3%増と順調な伸びを示した。

乗用車生産台数は、前年を10.2%上回った。サプライチェーンの混乱やロシアのウクライナ侵攻の影響などの逆境にもかかわらず、2019年から続いていた前年比割れに歯止めをかけた。うちBEVとPHEVの占める割合は11.1%で、前年の11.0%から微増した。

2022年の新車登録台数は前年比7.1%減

2023年1月5日付チェコ自動車輸入者連盟(SDA)の発表(チェコ語)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2022年の乗用車の新車登録台数は19万2,087台で、前年の20万6,876台より7.1%減少した。月ごとにみると、3月から7月にかけて前年同月比2桁の減少率を記録した(表1参照)。

表1:2022年の月間乗用車新車登録台数の推移 (単位:台、%)(△はマイナス値)
項目 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
2021年 14,794 14,687 20,053 18,976 21,734 22,561 18,405 16,449 14,165 12,670 16,174 16,208 206,876
2022年 16,263 14,225 16,903 14,714 18,073 18,738 13,448 16,581 14,898 16,283 17,408 14,553 192,087
前年同月比 9.9 △ 3.1 △ 15.7 △ 22.5 △ 16.8 △ 16.9 △ 26.9 0.8 5.2 28.5 7.6 △ 10.2 △ 7.1

注:合計のみ前年比。
出所:チェコ自動車輸入者連盟(SDA)

特に前半に減少が続いた要因について、SDAから分析を請け負う大手会計事務所プライスウオーターハウスクーパース(PwC)は、2023年1月5日付資料(チェコ語)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)(1.79MB)で、半導体などの部品不足による完成車供給の遅れにあると指摘している。

2022年の新車登録台数をメーカー、ブランド別にみると、トップは地場系のシュコダ〔フォルクスワーゲン(VW)グループ〕で、全体の32.8%を占めた。以下、現代、VWと続く(表2参照)。日系ではトヨタが前年比18.7%増と大幅に増加した。順位は4位で前年と変わらないが、構成比は前年の5.0%から6.4%に増大した。また、同社のレクサス・ブランドが60.2%増と急増し、前年の28位から22位に上昇した。

表2:メーカー、ブランド別チェコ国内新車登録台数(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー、ブランド 2021年 2022年
台数 台数 構成比 前年比
シュコダ 70,946 62,905 32.8 △ 11.3
現代 20,200 18,604 9.7 △ 7.9
フォルクスワーゲン 16,813 16,020 8.3 △ 4.7
トヨタ 10,334 12,267 6.4 18.7
起亜 9,787 10,208 5.3 4.3
ダチア 6,821 9,203 4.8 34.9
フォード 7,038 7,399 3.9 5.1
メルセデス・ベンツ 8,226 7,329 3.8 △ 10.9
プジョー 7,652 4,891 2.6 △ 36.1
BMW 4,909 4,624 2.4 △ 5.8
オペル 4,457 4,109 2.1 △ 7.8
ルノー 5,457 3,856 2.0 △ 29.3
セアト 6,337 3,771 2.0 △ 40.5
アウディ 2,910 3,429 1.8 17.8
シトロエン 4,018 2,764 1.4 △ 31.2
KGモビリティ(旧双竜) 1,020 2,345 1.2 129.9
ボルボ 2,480 2,267 1.2 △ 8.6
マツダ 2,492 2,264 1.2 △ 9.1
クプラ 621 2,175 1.1 250.2
スズキ 2,468 1,932 1.0 △ 21.7
ホンダ 1,161 983 0.5 △ 15.3
レクサス 560 897 0.5 60.2
ランドローバー 618 653 0.3 5.7
日産 1,376 651 0.3 △ 52.7
スバル 882 644 0.3 △ 27.0
ジープ 886 615 0.3 △ 30.6
フィアット 902 611 0.3 △ 32.3
ポルシェ 473 560 0.3 18.4
MG 0 410 0.2
三菱自動車 1,326 407 0.2 △ 69.3
合計(その他含む) 206,876 192,087 100 △ 7.1

出所:チェコ自動車輸入者連盟(SDA)

ハイブリッド車、BEVの登録台数が2桁増

2022年の乗用車新車登録台数は、総数では前年比減となったが、電動車の数は増大した。ハイブリッド車部門(HVとPHEV)では、前年の2万3,074台から22.3%増の2万8,229台に増えている(表3参照)。新車登録台数全体に占める割合は11.2%から14.7%に増加した。トップは依然としてトヨタで、前年比8.7%増の6,344台だった。以下、フォード、BMWと続く。車種別では、トヨタの「RAV4」「カローラ」が1、2位を占めており、これにフォードの「プーマ」、シュコダの「オクタビア」が続く。

表3:メーカー、ブランド別ハイブリッド車部門(HVとPHEV)登録台数(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー、ブランド 2021年 2022年
台数 台数 構成比 前年との差
トヨタ 5,835 6,344 22.5 509
フォード 3,022 4,118 14.6 1,096
BMW 944 2,907 10.3 1,963
ボルボ 2,015 2,000 7.1 △ 15
メルセデス・ベンツ 855 1,886 6.7 1,031
スズキ 2,265 1,771 6.3 △ 494
シュコダ 2,036 1,486 5.3 △ 550
マツダ 1,254 1,188 4.2 △ 66
ルノー 1,215 1,169 4.1 △ 46
現代 649 983 3.5 334
ホンダ 733 906 3.2 173
レクサス 508 678 2.4 170
起亜 182 490 1.7 308
日産 78 421 1.5 343
ランドローバー 4 307 1.1 303
合計(その他含む) 23,074 28,229 100.0 5,155

出所:チェコ自動車輸入者連盟(SDA)

また、BEVの新車登録台数は3,892台で、前年比で47.1%増加した。新車登録台数全体に占める割合は前年の1.3%から2.0%に上昇した。メーカー、ブランド別にみると、シュコダが前年比461台増で首位を維持した(表4参照)。2020年に同社が国内で初めて生産を開始した「エニヤックiV」が車種別登録台数でトップとなった。

表4:メーカー、ブランド別バッテリー式電気自動車登録台数(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー、ブランド 2021年 2022年
台数 台数 構成比 前年との差
シュコダ 832 1,293 33.2 461
フォルクスワーゲン 286 448 11.5 162
現代 283 298 7.7 15
テスラ 253 298 7.7 45
メルセデス・ベンツ 154 280 7.2 126
起亜 54 208 5.3 154
BMW 114 207 5.3 93
プジョー 132 107 2.7 △ 25
ボルボ 22 103 2.6 81
ダチア 47 100 2.6 53
アウディ 56 88 2.3 32
ポルシェ 46 65 1.7 19
フォード 26 61 1.6 35
ルノー 76 57 1.5 △ 19
オペル 70 49 1.3 △ 21
トヨタ 0 45 1.2 45
シトロエン 52 44 1.1 △ 8
ミニ 28 28 0.7 0
クプラ 5 26 0.7 21
東風小康汽車(DFSK) 0 18 0.5 18
日産 16 17 0.4 1
フィアット 42 16 0.4 △ 26
マツダ 33 14 0.4 △ 19
DS 9 9 0.2 0
ジャガー 6 6 0.2 0
スバル 0 3 0.1 3
ホンダ 0 2 0.1 2
レクサス 0 2 0.1 2
合計 2,646 3,892 100.0 1,246

出所:チェコ自動車輸入者連盟(SDA)

なお、燃料電池車(FCV)の普及は進んでおらず、2022年の新規登録台数は3台(いずれもトヨタの「ミライ」)にとどまり、前年の9台から減少した。

部品供給状況の改善により、2023年は新車登録数増大の見通し

7月7日付チェコ自動車輸入者連盟(SDA)の発表(チェコ語)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2023年上半期の乗用車の新規登録台数は11万5,548台で、前年同期の9万8,916台から16.8%増加した。この状況について、PwCは7月10日付資料(チェコ語)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)(2.21MB)で、サプライチェーンの状況が改善されたことにより、自動車メーカーの納車までの期間が短縮され、前年に滞っていた分も含め、2023年に入ってから納車が進んだと説明している。また2020年以降購入を延期していた企業や消費者の需要の高まりも予想されることから、PwCは2023年の乗用車登録台数について、前年を上回る21万~22万台に達すると見積もっている。一方で、消費者物価上昇率は低下傾向にあるものの、依然として高い水準にあり(2023年7月は前年同月比8.8%)、実質賃金が前年を下回る〔2023年第1四半期(1~3月)は前年同期比6.7%減〕状況が継続することなどから、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の実績(24万9,915台)には届かないとみている。

2023年上半期の新車登録台数のうち、ハイブリッド車部門(HVとPHEV)は前年同期比37.4%増の1万9,436台、BEVは56.0%増の2,992台と、ともに大幅に拡大した。BEVの新車登録台数全体に占める割合は上半期で2.6%に達しており、2022年(通年)の2.0%と比べて増加傾向にある。チェコ産業貿易省によると、2023年に入って電気自動車(EV)用充電ステーションの設置も加速しており、前年末の1,364カ所(充電器数2,643台)から2023年4月末には2,051カ所(同3,830台)に増加した。

2022年の生産台数は前年比10.2%増

1月18日付チェコ自動車工業会(Auto SAP)の発表(チェコ語)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2022年の国内乗用車生産台数は121万7,787台で、前年比10.2%増加し、3年連続の減少傾向に歯止めをかけた(図1参照)。新型コロナ感染拡大前の2019年(142万7,563台)の水準には及ばなかったものの、2020年(115万2,901台)を上回った。さらに、12月単月では、2019年以降で最高を記録した(図2参照)。

図1:乗用車生産台数の推移(2010年~2022年)
2010年107万2,263台、2011年119万4,981台、2012年117万4,267台、2013年112万8,473台、2014年124万6,506台、2015年129万8,236台、2016年134万4,182台、2017年141万3,881台、2018年143万7,396台、2019年142万7,563台、2020年115万2,901台、2021年110万5,223台、2022年121万7,787台。

出所:チェコ自動車工業会(Auto SAP)

図2:乗用車月間生産台数の推移
2022年1月9万2,657台、 2月7万7,721台、 3月9万8,712台、 4月9万2,259台、 5月12万186台、 6月12万5,374台、 7月7万7,420台、 8月10万3,517台、 9月11万1,377台、 10月10万1,152台、 11月11万8,264台、 12月9万9,148台、2021年1月10万4,576台、2月10万2,119台、3月12万5,202台、4月12万1,488台、5月10万6,549台、6月10万3,081台、7月6万8,354台、8月4万4,127台、9月5万6,157台、10月6万8,202台、11月12万3,917台、12月8万1,451台 。2020年1月11万8,475台、2月12万730台、3月8万3,703台、4月1万4,589台、5月6万2,184台、6月10万3,934台、7月8万2,718台、8月10万2,224台、9月11万9,722台、10月12万8,754台、11月11万7,063台、12月9万8,805台。2019年1月11万5,285台、2月11万6,612台、3月13万1,155台、4月12万6,700台、5月13万1,929台、6月12万5,326台、7月8万7,240台、8月10万7,511台、9月12万5,351台、10月12万5,211台、11月14万5,323台、12月8万9,920台。

出所:チェコ自動車工業会(Auto SAP)

同工業会は、部品不足やロシアのウクライナ侵攻の影響などの逆境の中、前年比プラスに転じた点を評価している。マルチン・ヤーン会長は自動車産業が直面した課題として「半導体不足、サプライチェーンの混乱、中国での新型コロナ感染拡大の余波、エネルギー価格の高騰、高インフレ、EUによる内燃機関搭載車の新車販売終了時期の暫定合意(2022年10月31日付ビジネス短信参照)、次期排ガス規則案『Euro7(ユーロ7)』発表(2022年11月11日付ビジネス短信参照)」を挙げ、「チェコの自動車産業がこれほど試練にさらされた年はかつてなかっただろう」と述べた。

2022年の生産台数をメーカー別にみると、シュコダ・オートは69万3,032台で、前年比1.9%増と微増した(表5参照)。輸出台数も前年の10.2%減から3.5%増とプラスに転じた。同社はロシアのウクライナ侵攻以降、ロシアに代わる国外市場の開拓に積極的に取り組んでいる。特に、インドへの輸出台数は2022年に前年の2.3倍に増大し、ドイツに次ぐ第2の国外市場となっている。一方、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(TMMCZ)の生産台数は20万2,255台で、34.9%増の大幅増を記録した。同社は2021年11月に「ヤリス」、2022年3月には「アイゴX」の生産を開始している。また、現代チェコの生産台数は17.3%増の32万2,500台で、堅調な伸びを示した。

表5:乗用車のメーカー別・国内生産、販売、輸出台数

2021年(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー 生産 前年比 販売 前年比 輸出 前年比
シュコダ・
オート
680,287 △ 9.2 79,928 △ 4.0 600,794 △ 10.2
TMMCZ 149,936 △ 8.9 1,184 23.6 148,752 △ 9.1
現代チェコ 275,000 15.2 16,000 22.2 259,000 14.8
合計 1,105,223 △ 4.1 97,112 △ 0.2 1,008,546 △ 4.7
2022年 (単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー 生産 前年比 販売 前年比 輸出 前年比
シュコダ・
オート
693,032 1.9 71,152 △ 11.0 621,880 3.5
TMMCZ 202,255 34.9 2,327 96.5 199,928 34.4
現代チェコ 322,500 17.3 14,257 △ 10.9 308,243 19.0
合計 1,217,787 10.2 87,736 △ 9.7 1,130,051 12.0

出所:チェコ自動車工業会(Auto SAP)

EV生産台数は全体の11.1%

2022年のEVの生産台数をみると、BEVが8万7,086台、PHEVが4万7,858台で、計13万4,944台だった。生産台数全体に占めるEVの割合は11.1%で、前年の11.0%から微増した。メーカー別にみると、シュコダ・オートが7万1,894台(BEV 5万7,213台、PHEV 1万4,681台)、現代チェコが6万3,050台(BEV 2万9,873台、PHEV 3万3,177台)だった。なお、TMMCZはHVを生産しているが、自動車工業会ではHVの統計は公表していない。

2023年上半期の国内生産は2020年以降最高を記録

7月17日付チェコ自動車工業会(Auto SAP)の発表(チェコ語)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2023年上半期の国内乗用車生産台数は前年同期比21.7%増の73万8,454台だった。新型コロナ感染拡大前の2019年上半期の74万7,007台をやや下回ったものの、2020年以降で最高値を記録した(図3参照)。

図3:上半期における乗用車生産台数の推移(2010年~2023年)
2010年55万6,706台、 2011年63万2,245台、 2012年66万2,529台、 2013年57万5,835台、 2014年63万4,913台、 2015年67万3,241台、 2016年71万9,495台、 2017年75万6,468台、 2018年75万8,475台、 2019年74万7,007台、 2020年50万3,615台、 2021年66万3,015台、 2022年60万6,909台、 2023年73万8,454台。

出所:チェコ自動車工業会(Auto SAP)

これに関して、同工業会のヤーン会長は「自動車産業の事業環境が安定し、(新型コロナ感染拡大による)危機の前の生産量に近付きつつあることは、チェコの自動車産業のみならず、国内経済全体にとって非常にポジティブなニュース」と評した。また、各社の生産量引き上げに伴い、納車までの期間も短縮傾向にある事実については、「チェコ経済の動力としての自動車産業の新たな活力を証明するもの」と述べている。

2023年上半期の生産台数をメーカー別にみると、シュコダ・オートは46万4,353台で、前年同期比32.3%増と大幅に増加した(表6参照)。輸出台数も33.2%増と好調だ。また、TMMCZの生産台数は8.9%増の9万7,001台と、堅調な伸びをみせた。国内販売台数も74.5%増と、大幅な増加傾向にある。一方、現代チェコの生産台数は17万7,100台で、6.2%増加したが、国内販売台数は6.7%減少した。

表6:乗用車の国内生産、販売、輸出台数(上半期)

2022年上半期(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー 生産 前年
同期比
販売 前年
同期比
輸出 前年
同期比
シュコダ・
オート
351,006 △ 16.6 35,469 △ 19.4 315,537 △ 16.4
TMMCZ 89,103 △ 10.7 1,100 80.9 88,003 △ 11.3
現代チェコ 166,800 17.1 8,083 △ 3.7 158,717 18.4
合計 606,909 △ 8.5 44,652 △ 15.8 562,257 △ 7.9
2023年上半期(単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー 生産 前年
同期比
販売 前年
同期比
輸出 前年
同期比
シュコダ・
オート
464,353 32.3 43,922 23.8 420,431 33.2
TMMCZ 97,001 8.9 1,920 74.5 95,081 8.0
現代チェコ 177,100 6.2 7,542 △ 6.7 169,558 6.8
合計 738,454 21.7 53,384 19.6 685,070 21.8

出所:チェコ自動車工業会(Auto SAP)

2023年上半期のEV生産台数は、BEVが6万6,771台(前年同期比61.0%増)、PHEVが2万4,514台(9.1%増)で、計9万1,285台(42.7%増)だった。生産台数全体に占める割合は12.4%で、前年同期の10.5%、前期(2023年1~3月)の11.7%から増大した。メーカー別では、シュコダ・オートが5万3,400台(BEV 4万4,442台、PHEV 8,958台)、現代チェコが3万7,885台(BEV 2万2,329台、PHEV 1万5,556台)となっている。シュコダ・オートは2023年4月にスポーツ用多目的車(SUV)タイプのBEV「エニヤックiV」シリーズに、新たに最安価モデル「iV 50」を追加することを発表した。これを含め、2026年までに同社は6車種のBEVを追加する予定だ。

執筆者紹介
ジェトロ・プラハ事務所
中川 圭子(なかがわ けいこ)
1995年よりジェトロ・プラハ事務所で調査、総務を担当。