輸出入手続

最終更新日:2024年01月11日

輸出入許可申請

輸出入許可は不要。ただし、特別法によって輸入が許可されていない品目や条件がついている品目については、関連省庁の認可が必要。また、輸出入を行う企業の要件は、地域の商業会議所あるいは商工会議所に登録された企業であること。

貿易省(Ministry of Trade外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

SÖĞÜTÖZÜ YERLEŞKESİ (MERKEZ BİNA) Söğütözü Mah. 2176. Sk. No:63 06530 Çankaya / ANKARA
Tel:+90-312-204-75 00

必要書類等

見積り送り状、B/L、パッキング・リスト、ウェイト・リスト、原産地証明書、関係省庁の管理証明等、委任状など、輸出入品目や輸出入形態によって異なる。

中古機械、農産物、燃料、化学品、たばこ、アルコール飲料、食品等、輸出入許可認証が必要とされている品目については、関係省庁からの認証取得が必要である。

輸入品目認可申請先については、「貿易管理制度 輸入品目規制」の「輸入品目認可申請先」を参照。
CEマーキング・TSE規格については、「貿易管理制度 輸入管理その他」の項目を参照。

ATR証明

モノの原産国に関係なく、トルコを含むEU/EFTA関税同盟域内で通関手続きが一度完了した物品であれば、域内では、原則として無関税もしくは低税率でモノの再輸出や自由移動ができることを証明する書類がATR証明であり、2001年3月28日付のEU‐トルコ関税協力Committee(No1/2001)発効によって有効となった。第三国からトルコで通関手続きを行った物品を欧州に再輸出する場合でも、同様に自由に域内を異動できる。なおATR証明は、EU加盟国およびEFTA加盟国(1995年にEUと関税同盟を締結)において、ATR証明の対象物品に対して適用される。

トルコ商工会議所(TOBB)がATR証明の発行および承認権限を有する。TOBBよりATR証明の許認可権限を受けた各都市商工会議所等は、次のリストのとおりである。

  • ATR証明申請窓口一覧 "DOLAŞIM VE MENŞE BELGELERİ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます"(ページ内「A.TR DolaşımSertifikası」をクリック、下にスクロールし「A.TR İle İlgili Mevzuat」の「A.TR Dolaşım Belgesi Satış ve Onayı için Yetkilendirilen Odaların Listesi」からダウンロード可、トルコ語)

ATR証明は、農作物、欧州の石炭、鉄鋼製品以外のほぼすべての製品について発行可能である。欧州の石炭、鉄鋼製品については、1996年10月7日付官報22714号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(2.9MB)(トルコ語)にて確認可能である。

査証

原則として不要であるが、農産物や植物などに対する検疫証明や一部工業製品に対する検査証明は必要となる。

その他

特になし。